王朝貴族に愛された、平安時代からの伝統的な色名。 呉と呼ばれる中国の地域から渡来した染料の色。 紅花の赤を「呉藍(くれない)」と呼んだことに由来する。
インド、マレー半島原産のマメ科の木心材を原料とする染料の色。 奈良時代には日本に渡来していた。 マレー語の「spang」の音に漢字を当てた。
フランスのブルゴーニュ産の赤ワインのような色。 色名の誕生は1915年と新しい。
イギリスのビクトリア朝の流行色。 英語の色名でオールドという形容詞がつくと、古い、昔の、という連想からくすんだ色を表す。
ヒナゲシの花の色。 イギリスでは麦畑に自生するありふれた花である。 英語の色名になったのは比較的早く、1705年といわれている。
スペイン産の大粒の栗はイタリア語でマローネ、フランス語でマロン、英語でマルーンという色名になった。 栗の実の表皮のような色は他にもチェストナットブラウンがある。
イタリア語で「焼いた土」の意味を持ち、素焼きの陶器などの色を表す。 英語の色名に取り入れられたのは19世紀終わりと比較的新しい。