コウジミカンの実のような色。 平安時代からの伝統的な色名。
植物の樹脂が化石になった宝石の色で、古名は赤玉、または「くはく」といった。 酒類の色を形容する時にも使われる。
朽ちた落ち葉のような色。 晩秋の季節感が濃厚な、平安中期から用いられる伝統的な色名。
華美を禁じられた江戸時代に、四十八茶百鼠として大流行した。 粋とされた色の一つで、当時は茶気鼠といわれた。
煤けて変色した竹のような色。 昔は煤払いに竹を用いたため、庶民生活の身近にあり、青竹や若竹より早く色名になった。
フレスコ画に重要な絵の具。 ローは「そのまま」の意味で、イタリアのトスカナ地方の美しい土を原料とする。
カシ、ナラなどの樹皮から採取した汁を使用した、なめし革の色。 16世紀には英語の色名として記録されている。
フランス語で「さらしていない」「生の」という意味の単語が色名に入る。 未加工の羊毛ような色で、生成色を表す。 19世紀にファッションカラーとなり流行色になった。
ルネッサンス盛期の絵画で、聖人を表す光輪の輝きを表す時に用いられる絵の具の色。 16世紀頃に金色を感じさせる色をこの名で呼ぶようになった。
琥珀のような色。 16世紀末には英語の色名になっている。 宝石文化の違いから、日本より古くから色名として用いられた。
イタリアのウンブリア地方の土を焼いて暗褐色にした絵の具の色。 画家のパレットには欠かせない色だった。